PGZ-37-2 空虎号

概要
PGZ-37-2 空虎(くうこ)号は掛浪モータースが開発した自走式高射砲である。
性能や規模がアストメリア国防軍が保有するウォータイガー機動40mm対空機関砲と似ていることから、
西側やマニアの間では"赤いウォータイガー"や"レッドタイガー"と通称される。

PGZ-37-2 空虎号

性能
武装:98-I式37mm機関砲×2
  :HQ-934 巣獲守-2M(MANPADS)×4
最高速度:70km/h(整地) 
    :45km/h(不整地)
重量:45t  
乗員:3名
行動距離:450km(通常時) 
    :600km(外部燃料タンク搭載時)
装甲:均質圧延鋼装甲


開発経緯


通尊人民軍は戦車旅団や自動車化狙撃旅団といった諸兵科連合旅団用の
防空兵器としてHQ-966HQ-9331を装備していた。
HQ-966やHQ-9331は性能の面で優秀だったものの装輪式の防空システムであり、
機甲戦力に追従できる機動力はなく、低い不整地突破能力は諸兵科連合旅団において足手まといになると考えた。
そこで、通尊人民軍は機甲部隊に追従可能な装軌式の防空車両の開発を掛浪モータースに命じた。
こうして完成したのが、PGZ-37-2 空虎号である。


仕様


空虎号は機甲部隊に追従する機動力の確保と生産性・整備性向上を狙って、
主力戦車であるMT-72 赤獅子号の車体を流用し、新開発の砲塔を搭載した自走式高射砲である。

武装はAA-37-2の37mm機関砲を改良した98-I式37mm機関砲2門と
人民軍の主力MANPADSであるHQ-934 巣獲守-2Mである。

98-I式37mm機関砲は改良によって発射速度と有効射程が向上しており、
発射速度は1分間に500発程度(1門あたり)となり、
有効射程は改良前の3,500mから若干向上し、有効射程は4,000mとなっている。
弾薬は対空用の徹甲弾と榴弾の他、対地攻撃用の徹甲弾や榴弾も装備しており、
対地目標への攻撃を行うことも可能となっている。
ただし、対地攻撃用の弾薬は基本的に少量しか搭載されていない。

また、武装直昇機(他国で言う攻撃ヘリ)のATMによる攻撃は98-I式の射程外から行われることも
あるため、その対策としてHQ-934 巣獲守-2Mを機関砲の側面に2発ずつ搭載している。

空虎号 武装
武装を撮影した写真
MANPADSと機関砲を組み合わせており、機関砲のみ装備した自走式高射砲よりも広い交戦域を持つ。


これらの武装は砲塔後上方に装備された捜索レーダーと
砲塔前面に装備された追跡レーダーと射撃管制装置を用いて制御される。

捜索レーダーは最大捜索距離20㎞で、敵味方識別装置が組み込まれている。
戦闘時には360度回転を繰り返して敵機の捜索を行う。

追跡レーダーは最大追跡距離は20㎞となっている他、バックアップ用として
光学追跡システム(TVカメラや光学照準器、赤外線探索装置など)が装備され、
ECM下でも戦闘行動を可能としている。

また、捜索レーダーと追跡レーダーが独立していることから敵機との交戦を行いつつ、
次の目標を探すといった連続交戦能力を有し、その戦闘能力は非常に高いとされている。

空虎号 レーダー類
レーダー類を撮影した写真
これらのレーダーはHQ-9331のものを参考にして開発されたもので、信頼性も高い


車体に関しては外観こそ赤獅子号と同じものの、コストカットと軽量化の点から
複合装甲が均質圧延鋼装甲に変更されている他、爆発反応装甲のアイプーチ6がオミットされている。
もちろん、車体には通尊戦車のマストアイテムと言っても過言ではない
外付けの燃料タンク、軟弱地脱出用の丸太を装備している他、
赤獅子号譲りの高い機動力を有しており、整地を70㎞/hの高速で駆け抜けることが可能という。

空虎号と赤獅子号 比較
赤獅子号と比較した写真
車体の形状が同一ということがわかる。


特徴


空虎号の特徴は赤獅子号譲りの高い機動力と
高性能レーダーとFCSに裏打ちされた高い防空能力である。
超高性能自走対空砲として有名なウォータイガーには能力がやや劣るものの、
赤いウォータイガーの名に恥じない高性能自走式高射砲であることには間違いない。

そして既存技術を惜しみなく流用して設計された空虎号は高い信頼性と装備性を有しており、
単純な戦闘力だけでなく稼働率などの面から見ても優秀な車両となっている。


配備状況


当初の目的通り、戦車旅団や自動車化狙撃旅団といった諸兵科連合旅団に対して配備されており、
HQ-966を置き換えている。実戦では強力な防空能力を発揮して、低空を飛行する敵機相手に
強烈な攻撃をかけることが期待されている。

余談だが、諸兵科連合旅団向けに配備されていたHQ-966は高射ロケット旅団に配備されていた
AA-37-2やAA-100の置き換えに使われたという。

空虎号 対空射撃
走行しながら機関砲の発射体制をとる空虎号
高度なFCSを備えているため走行中の射撃でも高い命中率を誇る。





あとがき
ポーランド軍のロアラをモデルにした対空戦車です。
新作の対空砲塔はかなり気に入っています。
ポジション的にはウォータイガーですが見た目ではかなり差別化が図れたと思ってます。
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FF-21 狗獴号(ミーアドッグ)

概要
FF-21 狗獴(けんも)号は、掛波モータースが開発した多用途装甲車両である。
愛称(蔑称)はミーアドッグであり、将兵たちでなく公式の書類などでもこの名前が使われることのほうが多い。
本記事でも基本的にはミーアドッグと表記する。

ミーアドッグ装甲車

性能
武装:RWS(14.5mm機関砲+車砕矢ATM)
最高速度:120㎞
重量:3t
乗員:4名(基本) 6名(最大)
行動距離:650km
装甲:軽装甲(装甲厚不明)


開発経緯


様々な任務に適合する汎用車として通尊人民軍全体に幅広く配備された必勝-66型であったが、
非装甲、オープントップという仕様では現代戦に対応することは困難だと思われた。
そこで、通尊人民軍は必勝-66型を置き換えるべく新型の軍用汎用車両を開発することとした。
要求された性能は、必勝-66型並の機動性の確保や密閉式構造を採用、
そして必勝-66型より大型で拡張性に優れたデザインとすることであった。
設計を担当した掛浪モータースの技術者は紆余曲折を経てどうにか要求性能を満たす車両の設計を完了させた。
こうして完成したのがFF-21 狗獴号である。


仕様


ミーアドッグは4輪駆動構造を採用した大型の多用途装甲車である。
名前からして想像はつくが、その設計はISIMこと独立国家統合機構軍が保有する
ミーアキャット高機動車を模倣したものである。
この手の車両の開発を掛浪モータースが行うのは初めてということもあり、
開発の際は鹵獲したミーアキャットのリバースエンジニアリングを行い、
不足技術は第3国に設立したダミー会社を通じて技術を輸入するといった
アウトロー国家らしい方法で設計されている。

とは言っても足回りの構造や細かな部分は他の人民軍装甲車と共通するものに差し替えられている。
先進国の車両をデッドコピーした割に、どことなく貧相な雰囲気が漂うのはこのせいである。

機動力に関してはミーアキャット並とまではいかないものの、
非常に高い機動性を発揮することができ、悪路にも強いという。
エンジンは掛浪モータース製のエンジンを搭載している。
このエンジンは出力こそミーアキャットに搭載しているものと遜色ないが、
ミーアキャットのものより多くの排熱が発生するためフロントグリルが大型化している。

ミーアドック エンジングリル
ミーアドッグを前面から撮影した写真
ミーアキャットに比べるとデザインが貧相であることがよくわかる。
また、本家との相違点である大型のフロントグリルが目立つ。


武装はもはやお馴染みとなった自国開発のRWSを装備している。
これは龍家号探鼠号に装備されているものと同じものである。
ミーアドッグに装備されているRWSは14.5mm機関銃と車砕矢ATMを装備していることはもちろん、
発煙弾発射機まで備え付けられた完全版であり、
前任の必勝-66型とは別次元の火力を発揮することができる。

装甲に関してもソフトスキン車両であった必勝-66型とは変わり、軽装甲ながらも装甲が施されている。
これにより銃弾や榴弾の破片から乗員を保護することが可能となっているが、
もちろん戦車砲などの強力な攻撃には耐えることができない。
だが、黒香山革命強兵の操縦技術をもってすれば攻撃の回避は容易とされ問題とされていない。

車体サイズも必勝-66型と比較するとかなり巨大化している。
これにより、必勝-66型よりも多くの物資、人員を一度に輸送することができるようになったほか、
派生車両の開発が容易という利点があり、実際に装甲指揮車両が開発されている。(詳細は後述)


特徴


特徴は高い機動性と拡張性に富んだ大型の車体である。
また、デッドコピー品ではあるものの通尊製兵器らしく生産性・整備性を高める工夫も随所に施されており、
ミーアキャット同様に完成度の高い車両となっている。
その一方で調達コストは必勝-66型よりも高いという弱点を持つ。


派生型


派生型として装甲指揮車型(正式名称:FF-21B 装甲指揮車型狗獴号)があげられる。
これは後ろ半分を全て指揮・通信室に設計変更したもので部隊の指揮を行うべく開発された。
既に自動車化狙撃旅団や戦車旅団に配備され部隊の移動指揮所として任務に従事しているという。

ミーアドッグ装甲指揮車

装甲指揮車型を撮影した写真。旅団の頭脳とも言われる装甲指揮車型は
扉の数が通常型よりも減少していることやアンテナが増設されているのが特徴である。


配備状況


必勝-66型の後継として陸軍、空軍、戦略ロケット軍に対して配備が進んでいる。
だが、必勝-66型の数が多いのとミーアドック自体の価格がやや高いこともあってか
必勝-66型を全て置き換えるのにはかなり時間がかかると思われている。

赤獅子号と共に進撃するミーアドッグ
戦車と共に進撃するミーアドッグ
多少の装甲が施されているため必勝-66型よりも前線での使用に適している。

戦線後方に展開するミーアドック装甲指揮車
戦線後方に展開するミーアドッグ装甲指揮車を撮影した写真
基本的には、防空システムと共に展開し、空の脅威に備えることが多い。




あとがき
ミーアキャットの公式コピーことミーアドッグさんです。
コピー兵器らしい外見がかなり気に入っています。
ミーアドッグの設計をしてくれたkimronさんありがとうございました!

短距離弾道ロケット 紅輝星4号

概要
紅輝星(こうきせい)4号は準中距離弾道ロケットを元に
しずな火器で開発された短距離弾道ロケットである。
ちなみに、紅輝星とは通尊の最高指導者(2017/6/14現在)銀・星蓮総書記のことを意味する単語である。
※通尊ではミサイルもロケットと表記します

紅輝星4号 短距離弾道ロケット

性能
最大射程:500km
弾頭:核弾頭(12-70kt)・生物弾頭・科学弾頭
炸薬量:500 kg
エンジン:固体燃料ロケット
推進薬:常温保存液体燃料
誘導方式:慣性航法装置
精度:CEP100m程度


開発経緯


通尊人民軍準中距離弾道ロケット 奇跡星3号の配備を行うことで、
強力な報復攻撃能力と精度の高い遠距離攻撃能力を有することに成功した。
通尊にとって事実上の宗主国たるアルヴェルシア社会主義人民連邦の優れた技術を用いて、
設計された奇跡星3号の完成度は高かったが、
戦術目標に対する攻撃には適さず、牽引式であったため自走式の弾道ロケットシステムに機動性で劣っていた。
そこで、通尊人民軍はしずな火器に対し機動性が高く、
戦術目標の攻撃に適した短距離弾道ロケットの開発を命じた。
こうして完成したのが紅輝星4号である。


仕様


紅輝星4号は奇跡星3号をベースに設計されたロケットであり、
サイズこそ1周り小さいがその形状は極めて似ている。
しかし、ロケットモーターに関しては奇跡星3号とは打って変わり固体燃料ロケットモーターを採用している。
これにより、奇跡星3号よりも迅速にロケットを発射することができ即応性を大幅に高めることに成功している。

紅輝星4号と奇跡星3号の比較
奇跡星3号(左)と紅輝星4号(右)を比較した写真 
形状こそほとんど一緒だが、紅輝星4号のほうがやや小ぶりなのがわかる。

誘導方式は奇跡星3号と同じく慣性航法装置とGPS誘導を組み合わせたものである。
もちろんGPSの技術は先進国から無断コピー、もしくは密輸したものであり、命中精度はかなり高い。

弾頭はペイロードに合わせて高性能爆薬・核・生物化学兵器などが選択可能であるが、
実戦では核弾頭や生物化学弾頭ではなく通常弾頭を用いることが想定されている。

また、本ロケットは基本的には専用の10輪の大型TELから発射されるが、
固定発射台からの発射を行うことも可能である。
大型TELから発射する際は、上部と後部の扉が開いてランチャーによりロケットが上方に展開し発射を行う。

紅輝星4号TEL 発射体制
紅輝星4号がTELから発射される直前を撮影した写真
先に解説した通り、上部と後部の扉が開き発射体制に入る。

大型TELにはロケットの発射や照準を行うスペースが設けられており、
照準や発射などの一連の処理はここで行うことができる。


特徴


最大の特徴は高い機動性と即応性の高さである。
ある程度広い開けた土地であれば、どこからでも発射できる上に、
発射可能体制に移行するまで30分もかからないため、すぐさまロケットを発射を行うことできる。

運用


現在は通尊人民軍戦略ロケット軍にのみ配備されている。
有事の際には敵の飛行場や前線司令部、その他重要目標を攻撃することが想定されており、
諸外国に比べ航空戦力の質で劣る通尊人民軍にとっては貴重な遠距離攻撃戦力となっている。

また、構造が奇跡星3号に比べ単純なことから輸出も想定されており、通尊と友好的な国家を中心に
遠距離攻撃能力を求める国家に対してセールスを行う予定である。

紅輝星4号と奇跡星3号による火の庭づくり
戦略ロケット軍による演習の際に撮影された写真
有事の際は奇跡星3号と共に敵の中枢を核の炎で焼き尽くすといった
無慈悲で容赦のない攻撃を行うことも想定されている。

紅輝星4号 現地指導
紅輝星4号を保有する戦略ロケット軍の視察を行う銀将軍
銀将軍もその完成度の高さには非常に驚き、すぐに量産体制を整えるよう指示したという。



あとがき
昨年の秋ごろに設計した短距離弾道ロケットです
ここ最近は北の国が弾道ロケットをたくさん撃ち上げているので
流行に乗って作ってみました。
モデルは9K714や9K720などの最近のソ連/ロシア製弾道ロケットです。

MT-63 破猿号(チェスナット主力戦車)

概要
MT-63 破猿(はえん)号はデクタニア国製のチェスナット主力戦車を
掛浪モータースがライセンス生産した第2.5世代主力戦車である。

MT-63 砕猿号

性能
主砲:92式42口径125mm低圧力滑腔砲
副武装※:65式班用機槍(7.62mm機関銃・同軸)
    :59式重機槍(14.5mm重機関銃・対空)
最高速度:70km/h(整地) 
    :40km/h(不整地)
重量:40t以下  
乗員:3名
行動距離:400km程度(通常時)
    :600㎞程度(外部燃料タンク搭載時) 
装甲:均質圧延鋼装甲(砲塔前半部・車体正面)
  :アルミニウム合金装甲(車体など)

※副武装に関しては通尊で使用されている歩兵用装備を参照

※あくまでも通尊版の性能です 本家とは性能が異なるケースがあります※

開発経緯


通尊人民軍MT-65 野獣号MT-72 赤獅子号といった主力戦車を多数配備していた。
どちらの戦車も他国の戦車に比べるとやや小型かつ軽量で安価ではあったが、
軍上層部はどちらの戦車も北部の山岳地帯やインフラの整っていない地域での作戦には適さないと判断した。
そこで、小型かつ機動力の高い主力戦車として友好国であるデクタニア国から
チェスナット主力戦車を小改造の上ライセンス生産することとした。
こうして完成したのがMT-63 破猿号である。

仕様


破猿号の設計は基本的にはチェスナットとほとんど変わらず、
人民軍で使用することを想定して装備の一部を人民軍戦車と同一のものに変更しているだけである。


主砲は本家チェスナットの装備していたマズルブレーキ式の44口径の120mm低圧力滑腔砲ではなく、
新開発の92式42口径125mm低圧力滑腔砲を装備している。
92式は本家チェスナットの装備していた主砲と同じくマズルブレーキ付きであり、
反動を抑え込む為に低圧力砲となっている。このためAPFSDSを使用しても大した攻撃力を持たず、
対戦車戦闘においてはもっぱらHEAT-FSが使用される。

92式は他の通尊戦車に主砲と同じ口径である125mmとなっており、
弾薬は共通のものが使用でき、砲発射式のATMの運用も可能となっている。
ちなみに対戦車戦闘の主力となるHEAT-FSはその性質上、
主砲の口径が大きくなるほど威力を増すため、本家より少しだけ威力が大きいという。

砕猿号 砲塔
主砲を含む砲塔を撮影した写真
砲塔の装備品が本家チェスナットと変化していることがわかる。


副武装としては野獣号や赤獅子号と同じく主砲同軸に65式班用機槍を、
対空用として59式重機槍を装備している。両装備は人民軍の戦車の標準的副武装となっているため
特筆すべき点は特にない。


装甲は均質圧延鋼装甲が砲塔の前半部と車体正面に用いられており、
その他の部分はアルミニウム合金装甲が用いられている。
はっきり言って防御力は低く、開発元であるデクタニア国でもそれは認められている。
ちなみに通尊軍では高機動性を重視したため、特に防御力向上のための改修を行ってはいない。


防御力が低い一方で、機動力は非常に高いという。
比較的小型で軽量な車体のおかげで整地では最高速度70㎞で駆け抜けることができ、
不整地でも40㎞で駆け抜けることができる。このように速度の面では赤獅子号と同じであるが、
車体が小型なため、総合的な機動力では赤獅子号よりも上であるという。
最近では高い機動力に活かし、マインプラウを装備して部隊の先鋒を務めることが多いという。

砕猿号 マインプラウ
マインプラウを撮影した写真がこちら
低圧力砲でも榴弾での攻撃力は通常の滑腔砲でも変わらないことや高い機動力が評価され
人民軍では簡易工兵車両として使われることが多い

その他の装備としては発煙弾発射機やレーザー警報装置の他、砲手サイト、レーザー測遠機、
パッシブ式赤外線暗視装置や赤獅子号のものとよく似た射撃管制装置などを搭載している。
本家チェスナットは同世代の戦車と比較して射撃精度が低いという弱点が指摘されており、
それを補うために破猿号ではそれなりに優れた射撃管制装置が備えられている。

砲塔後部にはチェスナット主力戦車のトレードマークと言っても過言ではない
アクティブ投光器と車長用サイトが融合したシステムを装備している。
本システムは可視光ライトと赤外線ライトを切り替え可能な優れたシステムとなっており、
人民軍でもそのシステムは高く評価されている。

その他にも野獣号や赤獅子号といった人民軍戦車に
必ず装備されていたシュノーケルや外付けの燃料タンク、軟弱地脱出用の丸太を備えている。
シュノーケルを装備しているため本家とは異なり限定的な潜水能力を持つといわれており、
様々な地形でその高い機動力を発揮することができるという。


特徴


生産コストが安価なことと高い機動力や第2.5世代主力戦車としては強力な主砲を備えていることが特徴である。
特にその高い機動力は人民軍でも重宝され、様々な地形に適合できることから将兵にも人気である。


配備状況


野獣号と赤獅子号を補佐すべく
戦車旅団や自動車化狙撃旅団に配備されている。
しかし、主砲の性能上真正面をきって敵戦車とぶつかることは難しいと判断され、
配備された破猿号の大半は地雷処理用のマインプラウを装備し、簡易工兵戦闘車として使われている。

APCの盾となる砕猿号
烈巣号の盾となるべくその手前で砲撃を行う破猿号
APCを守るのは戦車の重要な任務と言えるだろう 左後ろには探鼠号も見える 

進撃する砕猿号
他の戦車と共に前進する破猿号
防御力は低いが簡易工兵車両として部隊の先鋒を務めることは多い




あとがき
やられ役?として有名なデクタニア国のチェスナットをライセンス生産してみました!
丸い砲塔と小さい車体がかわいくて気に入っていますw
ライセンス生産を許可してくれたポポさんありがとうございました!

MT-72 赤獅子号

概要
MT-72 赤獅子号はブリック共和国製のCV-560 ゲリュオンⅡと
MT-65 野獣号(T-65)の技術を元に掛浪モータースが開発した第3世代主力戦車である。
その強力な戦闘力から最高尊厳号と将兵たちからは呼ばれている。

MT-72 赤獅子号

性能
主砲:96式51口径125mm滑腔砲
副武装※:65式班用機槍(7.62mm機関銃・同軸)
    :59式重機槍(14.5mm重機関銃・対空)
    :HQ-934 巣獲守-2M(MANPADS)
最高速度:70km/h(整地) 
    :45km/h(不整地)
重量:46t  
乗員:3名
行動距離:450km(通常時) 
    :600km(外部燃料タンク搭載時)
装甲:複合装甲(砲塔前半部・車体正面)
  :均質圧延鋼装甲(車体など)

※副武装に関しては通尊で使用されている歩兵用装備を参照

開発経緯


通尊人民軍は傑作戦車として名高いア連製戦車T-65を小改造を施した上で、
MT-65 野獣号としてライセンス生産を行い、主力戦車として運用していた。
しかし、他国が第3世代主力戦車の配備を進めると野獣号では第3世代主力戦車に
対抗できないのではないかと人民軍は考え始めた。
(後に野獣号は赤獅子号の装備を使用し近代化改修されたがそれは別の話)
そこで人民軍はブリック共和国からゲリュオンの輸入、その性能を徹底的に研究したうえで、
独自の第3世代主力戦車を開発することとした。こうして開発されたのがMT-72 赤獅子号である。


仕様


主砲はしずな火器製の96式51口径125mm滑腔砲である。
これは85式125mm滑腔対戦車砲を戦車に搭載するために改良したもので、一部の弾薬を共通化している。
性能は他国の120mm滑腔砲と比較しても遜色ないものとされ、有効射程は2000m程度とされている。

砲弾は分離装薬筒を採用しており、主に使われる砲弾は
APFSDSやHEAT-FS、HE-FRAG-FSなどである。
使用されるAPFSDSは2,000mの距離で500mm程度のRHAを貫通できるとされ、
その他にも、砲からレーザー・ビームライディング方式のATMを発射することも可能である。

なお野獣号と同様の自動装填装置を装備しており、装填は自動で行われるため装填手は搭乗しておらず、
約4秒に1発の砲弾を発射することができるという。

96式51口径125mm滑腔砲
主砲を撮影した写真
性能が優秀だったため、主砲長を短縮したタイプが改修型野獣号(MT-65AM)の主砲にもなった。

副武装は、65式班用機槍(同軸)、59式重機槍(対空)とHQ-934 巣獲守-2M(MANPADS)である。
MANPADSを装備していることは主力戦車としてはかなり珍しく、他国の主力戦車には見られない特徴である。
これは、仮想敵国の強力な航空戦力に対抗するための装備であり、人民軍が空の脅威に怯えていることがよくわかる。機関銃に関しては人民軍の標準的な装備であり、特にコメントすることはない。


装甲は、砲塔の前半部と車体正面のみ複合装甲を採用しており、それ以外の部分は均質圧延鋼装甲である。
複合装甲はゲリュオンなどの技術を元に通尊で独自に開発されたものが使われているが、
複合装甲の製造技術が他国に比べるとやや劣るため、
同じ複合装甲と言えど他国のものに比べると防御力はやや見劣りするという。
それでも均質圧鋼装甲に比べると防御力は格段に高く、96式51口径125mm滑腔砲から発射されたAPFSDSに耐えることができるという。

その他にもHEAT弾だけでなくAPFSDSに対しても防御効果を持つ
アイプーチ6と呼ばれる爆発反応装甲を車体正面と砲塔前半部に装備している。
この爆発反応装甲はタンデムHEAT弾に対しても有効に作用し、装備した車両に高い防御力を付与することができるという。

赤獅子号 砲塔
砲塔を撮影した写真
MANPADSやアイプーチ6(2×2タイルなどで構成された物体)が装備された砲塔の形状がよくわかる。

機動力は非常に高く、整地でなら70㎞/hで駆け抜けることができるという。
足回りは野獣号のものを改良・発展させたものが使用されており、
信頼性が高いだけでなく一部の部品を野獣号と共通化させることに成功している。
ちなみに重量が46tと他国の戦車に比べて軽量だが、これも高い機動力を実現できた要因の一つでもある。


装備は車長サイト、砲手サイト、環境センサー、レーザー測遠機、
パッシブ式赤外線暗視装置や新型の射撃管制装置などを搭載している。
これらの装備を搭載することで野獣号に比べ統合的な戦闘力は大幅に向上しており、
特に射撃精度と夜戦能力に関しては野獣号とは雲泥の差があるという。
もちろん上記の装備は通尊が一から作り上げたものではなく、
拉致技術者の協力を得て作られたものだったり、西側先進国の技術を違法コピーしたうえで製造されている。

その他にもシュノーケルや外付けの燃料タンク、軟弱地脱出用の丸太を装備している。
これは野獣号と同様の装備であり、通尊戦車の伝統となることは間違いない。

特徴


125mm滑腔砲と複合装甲など備えた赤獅子号の特徴は攻撃力・防御力・機動力の全てが
高い水準でバランスよくまとまっていることである。
しかし、それ以外の部分では他国の戦車と比較すると見劣りする部分が存在するという。

例えば、弾薬が戦闘室直下にむき出しに配置されているため被弾貫通時に誘爆しやすく
生残性がとても低いということや、
砲塔の構造上、仰俯角がほとんどとれないことや拡張性に乏しいなどの点である。

赤獅子号 仰俯角
最大仰角を撮影した写真
見ての通り、仰角はほとんどとれず、高所にいる敵を攻撃するのは困難だという。

もちろん上記にあげた弱点はいつも通り無視されており、
生残性の低さは「党と将軍のために死ぬことは名誉あること」などと言われ、
仰俯角がほとんどとれないことは「双葉魂でカバーできる」と言われている。
拡張性に乏しい点は「将軍様から賜った兵器は最高の兵器であり、既に完成されているから拡張性など不要」などとされ、国営メディアでは"無敵必勝の戦車"とか"百戦百勝の鋼鉄の獅子"などと散々に持ち上げられている。


配備状況


初の第3世代主力戦車として、多数が生産されており、
戦車旅団や自動車化狙撃旅団に随時配備されている。
現場の兵士からの評価も高く、有事の際は獅子の名に恥じない活躍を見せてくれるだろう。

進撃する赤獅子号
烈巣号と共に進撃する赤獅子号
よく見ると先頭の赤獅子号には銀総書記が登場している。
ちなみにこの様子を撮影した映像は国営メディアでも使用され、
戦車に乗り、疾風のごとく走る無敵の銀・星蓮同志」などと解説された。


砲撃を行う赤獅子号
走りながら砲撃を行う赤獅子号を撮影した写真
拉致技術者の協力を得て作られた、新型射撃管制装置のおかげで行進間射撃も難なくこなせる。





あとがき
おそらく4年ぶり?ぐらいの国産戦車です。
ゲリュオンとT-65というレゴ界の傑作戦車の技術を流用することでなんとか形になりました…
モデルは最新モデルの神であるT-72B3です。自分ではそれっぽくできたと思っておりかなり気に入ってますw 

プロフィール

つまようじ

Author:つまようじ
長距離弾道ミサイルの発射実験を繰り返す某国に興味をもってしまったことから東側の沼に落ちてしまった人

なお、共産趣味者なのにニートアイドルや遊び人アイドルが大好きなことには突っ込んではいけない

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