PGZ-37-2 空虎号

概要
PGZ-37-2 空虎(くうこ)号は掛浪モータースが開発した自走式高射砲である。
性能や規模がアストメリア国防軍が保有するウォータイガー機動40mm対空機関砲と似ていることから、
西側やマニアの間では"赤いウォータイガー"や"レッドタイガー"と通称される。

PGZ-37-2 空虎号

性能
武装:98-I式37mm機関砲×2
  :HQ-934 巣獲守-2M(MANPADS)×4
最高速度:70km/h(整地) 
    :45km/h(不整地)
重量:45t  
乗員:3名
行動距離:450km(通常時) 
    :600km(外部燃料タンク搭載時)
装甲:均質圧延鋼装甲


開発経緯


通尊人民軍は戦車旅団や自動車化狙撃旅団といった諸兵科連合旅団用の
防空兵器としてHQ-966HQ-9331を装備していた。
HQ-966やHQ-9331は性能の面で優秀だったものの装輪式の防空システムであり、
機甲戦力に追従できる機動力はなく、低い不整地突破能力は諸兵科連合旅団において足手まといになると考えた。
そこで、通尊人民軍は機甲部隊に追従可能な装軌式の防空車両の開発を掛浪モータースに命じた。
こうして完成したのが、PGZ-37-2 空虎号である。


仕様


空虎号は機甲部隊に追従する機動力の確保と生産性・整備性向上を狙って、
主力戦車であるMT-72 赤獅子号の車体を流用し、新開発の砲塔を搭載した自走式高射砲である。

武装はAA-37-2の37mm機関砲を改良した98-I式37mm機関砲2門と
人民軍の主力MANPADSであるHQ-934 巣獲守-2Mである。

98-I式37mm機関砲は改良によって発射速度と有効射程が向上しており、
発射速度は1分間に500発程度(1門あたり)となり、
有効射程は改良前の3,500mから若干向上し、有効射程は4,000mとなっている。
弾薬は対空用の徹甲弾と榴弾の他、対地攻撃用の徹甲弾や榴弾も装備しており、
対地目標への攻撃を行うことも可能となっている。
ただし、対地攻撃用の弾薬は基本的に少量しか搭載されていない。

また、武装直昇機(他国で言う攻撃ヘリ)のATMによる攻撃は98-I式の射程外から行われることも
あるため、その対策としてHQ-934 巣獲守-2Mを機関砲の側面に2発ずつ搭載している。

空虎号 武装
武装を撮影した写真
MANPADSと機関砲を組み合わせており、機関砲のみ装備した自走式高射砲よりも広い交戦域を持つ。


これらの武装は砲塔後上方に装備された捜索レーダーと
砲塔前面に装備された追跡レーダーと射撃管制装置を用いて制御される。

捜索レーダーは最大捜索距離20㎞で、敵味方識別装置が組み込まれている。
戦闘時には360度回転を繰り返して敵機の捜索を行う。

追跡レーダーは最大追跡距離は20㎞となっている他、バックアップ用として
光学追跡システム(TVカメラや光学照準器、赤外線探索装置など)が装備され、
ECM下でも戦闘行動を可能としている。

また、捜索レーダーと追跡レーダーが独立していることから敵機との交戦を行いつつ、
次の目標を探すといった連続交戦能力を有し、その戦闘能力は非常に高いとされている。

空虎号 レーダー類
レーダー類を撮影した写真
これらのレーダーはHQ-9331のものを参考にして開発されたもので、信頼性も高い


車体に関しては外観こそ赤獅子号と同じものの、コストカットと軽量化の点から
複合装甲が均質圧延鋼装甲に変更されている他、爆発反応装甲のアイプーチ6がオミットされている。
もちろん、車体には通尊戦車のマストアイテムと言っても過言ではない
外付けの燃料タンク、軟弱地脱出用の丸太を装備している他、
赤獅子号譲りの高い機動力を有しており、整地を70㎞/hの高速で駆け抜けることが可能という。

空虎号と赤獅子号 比較
赤獅子号と比較した写真
車体の形状が同一ということがわかる。


特徴


空虎号の特徴は赤獅子号譲りの高い機動力と
高性能レーダーとFCSに裏打ちされた高い防空能力である。
超高性能自走対空砲として有名なウォータイガーには能力がやや劣るものの、
赤いウォータイガーの名に恥じない高性能自走式高射砲であることには間違いない。

そして既存技術を惜しみなく流用して設計された空虎号は高い信頼性と装備性を有しており、
単純な戦闘力だけでなく稼働率などの面から見ても優秀な車両となっている。


配備状況


当初の目的通り、戦車旅団や自動車化狙撃旅団といった諸兵科連合旅団に対して配備されており、
HQ-966を置き換えている。実戦では強力な防空能力を発揮して、低空を飛行する敵機相手に
強烈な攻撃をかけることが期待されている。

余談だが、諸兵科連合旅団向けに配備されていたHQ-966は高射ロケット旅団に配備されていた
AA-37-2やAA-100の置き換えに使われたという。

空虎号 対空射撃
走行しながら機関砲の発射体制をとる空虎号
高度なFCSを備えているため走行中の射撃でも高い命中率を誇る。





あとがき
ポーランド軍のロアラをモデルにした対空戦車です。
新作の対空砲塔はかなり気に入っています。
ポジション的にはウォータイガーですが見た目ではかなり差別化が図れたと思ってます。
スポンサーサイト

第7独立航空突撃大隊

第7独立航空突撃大隊


第7独立航空突撃大隊通尊人民軍が有する降下猟兵部隊である。


独立航空突撃大隊

・基本データ
創設:1960年4月18日
所属政体:通尊民主主義人民共和国
所属組織:通尊人民軍
部隊編成単位:大隊
軍種:降下猟兵
上級単位:通尊人民軍陸軍司令部
部隊の標語:永遠の忠誠


概要


第7独立航空突撃大隊は通尊人民軍陸軍が有するヘリボーン部隊の1つである。
この部隊に限ったことではないが、独立航空突撃大隊はただのヘリボーン部隊ではなく、
様々な任務に適応可能な特殊部隊としてみなされており、国外、国内共に精鋭部隊として認知されている。
また、党軍としての側面を持つ通尊人民軍の中でも政治的に安心できる人材が多数を占めていることから、
通尊労働党から直接的に任務を受けることも多い。

任務


独立航空突撃大隊は様々な特殊作戦や潜入任務、コマンド活動に従事することが想定されている。
また、戦時における第7独立航空突撃大隊の最大の任務は敵主力の後方に展開し、
退路を遮断することで包囲殲滅を狙うものである。
任務の詳細については下記の通り、

・対立国における重要人物の誘拐、もしくは殺害
・対立国の重要施設への潜入、もしくは破壊
・対立国の有する大量破壊兵器の破壊、もしくは奪取
・縦深攻撃時の敵主力への浸透、敵主力の退路遮断
・戦時における敵軍の指揮機能の麻痺、もしくは破壊


編成


※ここでの内容はLEGOで実際に作って編制する上での編制であり、現実のものとは規模や単位が大きく異なります

独立航空突撃大隊は2個航空突撃小隊から編成される。
1個航空突撃小隊は8名から構成され、
小隊につき1機の汎昇-9型(レスティオ共和国製の汎用ヘリ)が配備されている。

人選についても通常の通尊人民軍陸軍部隊とは大きく異なる。
一般的な通尊人民軍部隊では兵員の5~7割強が徴集兵だが、
独立航空突撃大隊はほぼ全ての兵士が志願兵で構成されている。
また、当部隊に配属が決まった兵士は配属前に山奥で
3か月に及ぶ政治教育合宿を受けると言われている。
これは通常の部隊で行われる政治教育よりも更に内容が濃いものとなっており、もはやただの洗脳である。

もちろん、他国の空挺部隊のように訓練内容も過酷で厳しいもので、
訓練時間も通常部隊よりも多いと言われている。
過酷な訓練と洗脳を組み合わせて育て上げられた独立航空突撃大隊の兵士は通尊人民軍の至宝とも評されており、
陸軍司令部だけでなく労働党からも信頼が厚く、特殊任務を労働党から直接受けることも多い。

独立航空突撃大隊  訓練中
独立航空突撃大隊の訓練の様子
彼らの訓練のほとんどは実弾を用いて行うことが多い

銀将軍と独立航空突撃大隊
銀将軍から表彰を受ける独立航空突撃大隊の隊員たち
第7独立航空突撃大隊は様々な功績を残しており、
多数の通尊民主主義人民共和国英雄が誕生している。


装備


独立航空突撃大隊の兵士は、通常の陸軍部隊とは異なる黒一色の戦闘服を着用し、
特別仕様のヘルメットを被り、首には深紅のバンダナを巻いている。
この戦闘服は西側先進国の特殊部隊の戦闘服を模倣したものとされ、機能性はかなり高い。

独立航空突撃大隊 一般兵士との比較
独立航空突撃大隊(左)の兵士と一般の陸軍兵士(右)の比較
装備がかなり違うのが一目でわかる。

一方で小火器などは通常の部隊と同一の物を装備している。
だが、主力として使用している銃器は65式自動歩槍ではなく、73式衝鋒槍である。
これは野戦での決戦を重視する通常部隊とは異なり、敵の重要施設への潜入といった閉所での
戦闘を考慮してこちらが選択されたとされている。

ヘリボーン用の母機としては汎昇-9型を装備している。
この汎昇-9型は降下地点を確実に制圧するため、
スタブウィングに多連装ロケット弾ポッドが4機搭載されているのが特徴である。




この記事は加筆・修正することがあります
プロフィール

つまようじ

Author:つまようじ
長距離弾道ミサイルの発射実験を繰り返す某国に興味をもってしまったことから東側の沼に落ちてしまった人

なお、共産趣味者なのにニートアイドルや遊び人アイドルが大好きなことには突っ込んではいけない

Twitter
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR