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HQ-966 脅籠

概要
HQ-966 脅籠(きょうろう)はグーロキア社会主義共和国連邦製の「近距離対空砲塔」を
しずな火器がライセンス生産した自走式高射ロケット砲複合防空システムである。
脅籠とは「空の脅威に対抗するための地上部隊が籠る傘」のことで、
大量の防空兵器を用いて地上部隊を空の脅威から守ろうとする
通尊人民軍の戦術が色濃く現れているのがわかる。
兵士たちからは杏子や響子(両方とも"きょうこ"と読む)と呼ばれるほか、
その強力な対空防御能力で敵機に絶望を振りまくことが期待され、魔女と呼ばれてもいる。
※魔女は通尊語で絶望を振りまく者の意


性能
HQ-966 脅籠
HQ-966 強籠
武装:HM-576高射ロケット×4 30mm複砲身機関砲×2
速度:70km/h(整地)
乗員:4名
レーダー:索敵用レーダー×1
      :追跡用レーダー×1

HM-576ロケット性能緒元
エンジン: 固形燃料ロケット
発射重量: 57kg
弾頭重量: 9kg
飛行速度: 1,100m/s
射程:   最大10km 最少1㎞ 
射高:   最大6㎞ 最少0.01㎞
誘導方式: 無線SACLOS

※あくまでも通尊版の性能です 本家とは性能が異なるケースがあります※

開発経緯


通尊人民軍は中・低高度用防空システムとしてHQ-9331HQ-931(防空型黒馬号)を装備していた。
HQ-9331は性能では文句なしの代物であったが、通尊製兵器にしては珍しく高価で配備が進んでおらず、
HQ-931は安価だが、性能が低いため置き換えが予定されていた。
そこで、性能の低いHQ-931を置き換え、配備の進まないHQ-9331の穴を
埋めるべく生産されたのが、このHQ-966 強籠である。

ちなみにHQ-966「強籠」は防空システムとしての名称で、
高射ロケット本体の名称はHM-576となっている。

仕様


HQ-966は6輪の必勝-100型トラックにグ連製の近距離対空砲塔を搭載したもので、
対空砲塔には機関砲・高射ロケットの他、索敵用レーダーと追跡用レーダーなどが装備されており、
単体で完結する自走式高射ロケット砲複合防空システムとして開発された。

武装はHM-576高射ロケット4基と30mm複砲身機関砲2門である。
HM-576は近距離防空砲塔に装備されていた
グ連製高射ロケットを元にしずな火器で開発された高射ロケットである。
このロケットはコールドローンチ方式により発射され、
発射後は数秒で1,100m/sまで加速されて目標と交戦に入る。
誘導は光学追跡システムによる赤外線レーザー信号と追跡用レーダーを用いた無線SACLOSによって行われ、
同時に2発のロケットの誘導が可能である。

30mm複砲身機関砲はガスト式の機関砲で、毎分2,500発もの砲弾を発射することができる。
射程は0.2㎞から4㎞となっており、地上目標に対しても攻撃することが可能で、
基本的にはHM-576で撃ちもらした敵機を攻撃する目的で使われる。

ロケット・機関砲の発射は移動中でも行うことができるが、
車両を固定していない場合は命中率が低下するため、
多くの場合はジャッキを用いて車両を固定して射撃を行う。

照準、索敵用装備として砲塔後部に最大探知距離32㎞の索敵用レーダーを、
砲塔前方に最大探知距離24㎞の追跡用レーダーを搭載している。
追跡用レーダーは同時に20目標を同時捕捉し、2目標に対して同時交戦を行うことができるもので、
航空機だけでなく、ヘリコプターやロケットに対しても攻撃をかけることが可能である。
もちろん、ロケット迎撃時の有効射程は航空機やヘリコプターに比べ有効射程が短くなる。
この他、光学追跡システムを搭載しており、TVカメラや赤外線探索装置を用いて敵機の探索と攻撃を行うことが可能である。これにより、ECM下でも効果的な戦闘行動を行うことができる。

HQ-966 対空砲塔
対空砲塔を撮影した写真
赤丸:索敵用レーダー
オレンジ丸:追跡用レーダー
濃赤丸:光学追跡システム


特徴


本システムはコスト面ではHQ-931(防空型黒馬号)とほぼ同じでありながら、
スペック的にはHQ-9331に近いという脅威的なコストパフォーマンスの高さを持つ。

また、機関砲と高射ロケットを一つのシステムにまとめたことによって
双方の弱点を補い、より効果的な近距離防空が可能になったという。
一方で、機関砲と高射ロケットを一つのシステムに詰め込んだことにより
構造の複雑化や整備性が低さが問題となっているが、
上層部曰く「双葉魂を持つ兵士なら整備は容易」らしくこれらの弱点は半ば強引に無視されている。


配備状況


スペックも高く、それなりに安価なためHQ-966の配備数は急速に増加している。
配備先は人民軍陸軍と人民軍空軍で、戦時の際はHQ-75やHQ-9331、AA-100AA-37-2などと連携して
地上部隊を防護するための対空兵器の傘を形成するものと思われる。
なお、人民軍には機動力に優れる防空兵器が少なかったため、
機甲部隊に追従できる防空戦力として登場した本システムは前線から歓迎されたという。

HQ-966 発射試験
発射試験を行うHQ-966 付近に空軍の高官らが乗車する必勝-66型がみえる

HQ-966とHQ-75
HQ-75の発射機を防護するように展開する HQ-966
長射程高射ロケットと短射程の対空兵器の組み合わせは通尊ではありふれた光景である。

AA-37-2を牽引するHQ-966
AA-37-2を牽引するHQ-966
トラックの車体を流用しているため、対空砲も牽引可能だ




あとがき
ゲン同志から頂いた近距離防空砲塔を作ってみました!
本家とは異なり、トラックに砲塔を載せて装輪式のパーンツィリ-S1ぽくしてます。
本システムの配備により人民軍の防空能力はさらに向上したはずです!
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社畜杏

Author:社畜杏
長距離弾道ミサイルの発射実験を繰り返す某国に興味をもってしまったことから東側の沼に落ちてしまった人

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